四国で活動している人を囲み、意見を交わす参加者=東京都千代田区

 首都圏で暮らす四国出身の若者たちが集うイベント「四国若者1000人会議」が11日、東京都千代田区で開かれた。四国を舞台に活動している起業家やNPO関係者ら12人のゲストが「四国で働く意義」「地方の魅力」「夢を追う大切さ」などについて語り、参加した若者約250人が耳を傾けた。

 一般社団法人四国若者会議の主催で、3回目となった今回は「”かっこいい“生き方を体現する人と出会い、つながる」をテーマに、ゲスト一人一人を囲む座談会形式で行われた。

 徳島からも4人がゲスト参加。四国を応援する団体「ホーム・アイランド・プロジェクト(HIP(ヒップ))」の前代表で、森林管理会社フォレストバンク(徳島市)社長の岡田育大(いくひろ)さん(35)は「こういう場の出会いからプロジェクトは始まる。どんどんぶつかり合おう」とエールを送った。

 仕事や青年会議所の活動を通じ、次々とアイデアを実現してきた吉野川タクシー(徳島市)社長の近藤洋祐さん(30)は「自分が満たされる空間を自ら創造していく姿勢が大事だ」と思いを伝えた。

 参加者は思い思いに輪に加わり、意見を交わした。IT会社に勤める森健太郎さん(24)=小松島市出身、東京都大田区=は「東京に出てきて、食や阿波踊りなど徳島の良さに気付いた。発信に関わっていきたい」と話した。神山町の取り組みなどにひかれ、徳島への移住を検討しているという元ドラッグストア経営、山崎雅裕さん(39)=埼玉県川越市=は「年内にも移住の一歩を踏み出したい」と語った。