アニメの祭典「マチ★アソビvol・15」と「国際アニメ映画祭」は最終日の12日、徳島市中心部でコスプレステージやアニメトークショーなど多彩な催しがあり、終日にぎわった。9月26日からの期間中、約8万人(主催者発表)が訪れた。
眉山山頂のステージで行われたコスプレイベントには、人気アニメやゲームの登場人物に扮(ふん)した国内外のコスプレーヤー13人が登場。人気キャラクター初音ミクの楽曲「千本桜」に合わせてダンスを披露すると、来場者は一緒に踊ったり記念撮影をしたりして満喫していた。
新町橋東公園のステージには、徳島新聞のアニメ企画広告「おへんろ。」に出演する本県出身の山下七海さんら声優3人が登場。観客から新企画や出演者への要望などを募ってトークを繰り広げた。3人がアニメ主題歌「千と二百の物語」を熱唱すると、拍子と歓声が湧き起こった。
イラストレーターのサイン色紙やアニメの台本などが出品されたチャリティーオークションも盛り上がった。
トークライブなどを見て回った勝瀬直樹さん(31)=小松島市日開野町行地、会社員=は「出演者と観客の距離が近くて良かった。次回も来たい」と話した。