軽油に灯油や重油を混ぜた不正軽油を一掃するため、徳島県は14日、鳴門市の幹線道路でディーゼル車を対象に燃料の抜き取り調査をした。全国138カ所で行われる一斉調査の一環。
調査は鳴門市北灘町櫛木の国道にある鳴門検問所で午前10時から1時間にわたり行われた。県職員7人がトラック21台の燃料を200ミリリットルずつ抜き取り、運転手から給油した場所や時期を聞き取った。
抜き取った燃料を持ち帰って分析し、灯油や重油に添加されている識別剤が含まれていないかを調べる。
不正軽油は脱税に当たるほか、環境汚染にもつながる。同日午後には徳島市応神町古川の吉野川北詰めアンダーパスでも行う。