女性が美しさなどを競う「ミス・ユニバース・ジャパン」徳島大会で初めてとなる公開審査が11月1日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルで開かれる。公開によって注目度を増すことで競争を促すのが狙い。2008年に日本代表となった徳島市出身の美馬寛子さん(28)以来の上位入賞を目指す。
出場するのは、書類と自己PRの1次審査、着付けやネイルなどの講座「ビューティーキャンプ」を通して選ばれた20人程度。
公開審査では浴衣やドレスを身に着けてのウオーキング、スピーチが披露され、モデル事務所代表ら10人程度の審査員が採点。10月から大会のフェイスブック上で行う投票の結果と合わせて県代表を決める。
昨年までは書類審査だけで県代表を決めていたが、今年から県大会事務局を担当することになった呉服販売「染織館」(徳島市昭和町3)の後藤田智仁副社長が「阿波女の素晴らしさを世界に広めたい」と、公開を決めた。
47都道府県で地方大会が開かれ、うち四国4県を含む30カ所余りが公開される。
県代表は来年3月ごろの日本大会に出場する。
公開審査の観覧は定員300人。有料。収益の一部は県内の児童養護施設に寄付する。問い合わせは染織館<電088(652)0155>。