水をかけ合ってはしゃぐ若者ら=松茂町豊岡の月見ケ丘海水浴場

 松茂町豊岡の月見ケ丘海水浴場が13日、海開きした。記録的豪雨で1週間遅れのオープンとなった。お盆期間の遊泳の要望が多かったため、今年は例年より7日長い8月20日まで開設する。

 町のマスコットキャラクター「松茂係長」が見守る中、関係者がテープカット。照りつける夏の日差しの下、若い女性が浮輪を着けて泳いだり、水をかけ合ったりしていた。髙松未来さん(24)=徳島市入田町、派遣社員=は「最高に気持ちいい。海岸をきれいに片付けてもらってありがたい」と話していた。

 豪雨の影響で遊泳区域に打ち上げられた流木やごみは、町の委託業者が10~12日に撤去し、海開きに間に合わせた。

 海水浴場の利用は午前9時~午後5時。町や町商工会でつくる「月見ケ丘海水浴場管理運営協議会」はシーズン中、約1万人の人出を見込んでいる。