改装をほぼ終え、オープンに向け準備が進む交流サロン=吉野川市鴨島町鴨島

 吉野川市鴨島町の鴨島駅前商店街に17日、市民向けの新たな交流施設がオープンする。同町商店街連合協同組合が、近年人通りの寂しくなった駅前のにぎわいづくりにつなげようと、空き店舗を活用して整備した。
 
 交流施設は約10年前まで精肉店だった2階建て延べ約38平方メートルの建物で、1、2階とも1部屋。1階の使い道は原則自由で、英会話教室や絵画などの作品展示、住民同士の会議などを想定している。2階は授乳や休憩に使うスペースとした。事前に申し込めば誰でも無料で利用できる。
 
 組合で空き店舗の活用策を話し合う中で「多くの人が使いやすいサロンに」との意見が出たことから、所有者の了解を得て改装した。費用は国と市の補助金約320万円を活用した。名称は同町出身の喜劇役者・曾我廼家(そがのや)五九郎にちなみ「五九郎わくわくサロン」とした。
 
 駅前周辺の商店街では1980年代以降、空き店舗が目立ち始め、現在営業しているのはピーク時の6分の1の約20店。かつてのにぎわいは失われており、危機感を抱いた組合や市民団体が約5年前から空き店舗の活用に取り組んでいる。組合の鎌田正樹理事長(60)=同市鴨島町鴨島、電機店経営=は「サロンが地域の公園のように誰でも立ち寄れる場所になれば」と話す。
 
 17日は午前11時から駅前通りでオープニングイベントを開く。問い合わせはサロン<電0883(38)9138>。