昼食部門の優秀賞を受賞した「とく徳!満福やさいランチ」

 糖尿病患者向けの健康的なレシピを競う「チャレンジ! 糖尿病いきいきレシピコンテスト」(日本糖尿病協会主催)で、四国大短期大学部人間健康科2年の池田理紗さん(20)と小山彩さん(20)が考案したメニューが、昼食部門第1席の優秀賞に輝いた。多くの野菜を取り入れ、減塩に努めた点などが評価された。
 
 受賞した「とく徳!満福(まんぷく)やさいランチ」はサラダ、揚げ物、汁物、十八穀米など6品(497キロカロリー)。ナス、レンコン、オクラ、トマトなど10種の県産野菜を使い、半田そうめんや鳴門わかめといった特産品もふんだんに取り入れている。

 主菜の阿波尾鶏の塩焼きは、スダチの果汁で味付けするなどの工夫で塩の量を控えめにした。副菜でもワサビやショウガ、梅干しを使って味にアクセントを付け、調味料の量を減らした。

 コンテストは朝食、昼食、夕食の3部門で行われ、昼食部門には94人・団体(1団体3人以内)が挑んだ。書類審査を通過した4人・団体が10月4日に都内の大妻女子大で調理・試食の最終審査を受け、入賞が決まった。

 2人は1年後期の授業で、糖尿病などの患者を対象としたレシピ作りを学んだ。身に付けた知識を全国の舞台で試そうとコンテストに応募。7月からメニューを決め、カロリーや栄養のバランス、彩りを考えながら試作を繰り返した。

 池田さんは「実際に糖尿病の方に料理を振る舞い、喜んでもらいたい」、小山さんは「徳島にはおいしい食材がたくさんあるので、ほかにも患者さん向けのレシピを考えたい」と話している。

 2人のメニューを含む入賞レシピは冊子にまとめられ、全国の患者や医師ら協会員に配られる。