県内唯一のスキー場・井川スキー場腕山(三好市井川町井内西)で19日、ゲレンデ造りが始まった。四国のスキー場では最も早い11月27日のオープンに向け、メーンゲレンデの「パノラマコース」(延長約400メートル、幅約25メートル)を人工雪で覆う。
スキー場のスタッフ7人が3交代で勤務し、1日に300トンの雪を出す人工造雪機を24時間稼働させる。ホースから次々と吹き出される人工雪を、コースの下から順に積み上げていき、圧雪車で踏み固めて高さ30~50センチのゲレンデに仕上げる。
井川スキー場腕山は昨シーズン、約3万人が来場。今シーズンの営業は2016年3月13日までの予定で、初日は午後からリフトが無料開放される。12月26日~2月の毎週土曜と1月10日はナイター営業も行う。