ブルーベリーの収穫を楽しむ脇町中生=美馬市脇町北庄

 美馬市脇町北庄の観光ブルーベリー園「ベリーファームわきまち」が15日、今季の営業を始めた。地元の脇町中生12人が招待され、紫に色づいた直径1~2センチほどの実を次々と摘み取った。

 50アールの園ではハイブッシュやラビットアイなど約20品種、600本を栽培。経営する吉田文昭さん(68)によると、実の数は多いものの長雨の影響で酸味が強い。今後、晴れる日が続くと糖度が上がるという。

 吉田さんの妻の都さん(64)が10年ほど前から脇町中茶道部で指導している縁で、生徒を招いた。1年の長岡彩音さん(12)は「果実が大きいので甘いかと思ったら酸っぱいのもあった」と話した。

 営業は8月末まで。入場料は1000円(小学生500円、幼児無料)。園内は食べ放題で100グラムまで持ち帰り可能。問い合わせは吉田さん<電0883(55)0515>。