人情時代劇を熱演する長通り座の座員=那賀町小仁宇の小仁宇八幡神社

 那賀町小仁宇の住民らでつくる村芝居グループ「長通り座」が、小仁宇八幡神社の秋祭り宵宮で恒例の創作人情時代劇を上演し、町内外から訪れた約200人が見入った。

 演目は、生き別れた親子がある事件をきっかけに再会を果たす「同行(どうぎょう)二人(ににん)」。那賀高2年の亀代成己(なるき)君(17)が主役の奉行役を務め、10~70代の座員10人が町人やならず者役を熱演した。

 観客は接待のおでんや豚汁を味わいながら、見せ場では拍手や掛け声を送っていた。

 長通り座の芝居を見るのは5回目という岸昌則さん(82)=同町吉野=は「せりふ回しも演出もプロ並みで、いつ見ても面白い」と感心しきりだった。

 長通り座は1985年に結成され、同神社の秋祭り宵宮で毎年、芝居を披露している。