雅楽器の演奏を教わる児童=鳴門市の大麻比古神社

 鳴門市大麻町の板東小学校の6年生43人が20日、近くの大麻比古神社で雅楽器演奏を体験した。地域の伝統文化を学ぶ取り組みの一環。

 地元住民でつくる「大麻雅楽の会」の会員ら5人が笙(しょう)や篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)など伝統の楽器の特徴を解説。現代でも結婚式などで奏でられる「越殿楽(えてんらく)」と「五常楽急(ごじょうらくのきゅう)」を披露した。

 続いて、児童が演奏に挑戦。雅楽器特有の音階や音の出し方に戸惑いながらも次第に慣れ、優雅な音色を響かせた。

 上田友音(ともね)さん(11)は「初めて触った楽器ばかりだけど、笙は意外と簡単に音が出てびっくりした。いい音がして楽しかった」と話していた。