自分の卒業証書に使う和紙作りに挑戦する生徒たち=那賀町拝宮の井本紙漉場

 来春に卒業する那賀町の上那賀中学校3年生9人が19日、同町拝宮の井本紙漉場(かみすきば)を訪れ、卒業証書に使う和紙作りを体験した。来年3月の卒業式で授与される。
 
 生徒は紙漉場スタッフの手ほどきを受けながら、和紙原料のコウゾを溶かした液を簀桁(すげた)という型枠を使って何度もすくい、紙をすいた。この後、台の上で乾かし、A3判の卒業証書用の和紙を完成させた。
 
 野田康介君(14)は「中学校で3年間頑張った証しを、自分で作れるのがうれしい。すごくいい思い出になる」と話していた。
 
 上那賀中は2010年度から、卒業生が卒業証書を拝宮和紙で作る取り組みを続けている。