秀作ぞろいの書に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

秀作ぞろいの書に見入る来場者=徳島市のあわぎんホール

 第70回徳島県美術展(県民文化祭開催委員会、県美術家協会、徳島新聞社主催)の第3期展(書道)が23日、徳島市のあわぎんホールで始まり、大勢の来場者が秀作ぞろいの406点を熱心に鑑賞した。28日まで。

 漢字・篆刻、仮名、近代詩文、前衛の入賞・入選作品363点と無審査作品43点を展示。力強い筆遣いや躍動感のある書体などバラエティーに富んだ作品が並んでいる。

 孫の作品を見に来た徳島市北沖洲4の無職坂野トシ子さん(89)は「十人十色の書体が味わい深く、見ていて楽しい」と話した。

 入場料は一般・大学生800円、高校生300円、中学生以下無料。