徳島をテーマにした全国公募の掌編小説コンクール「第5回徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞」(徳島文学協会、徳島新聞社主催)の1、2次選考を通過した19点が決まった。最終選考を経て、8月下旬に大賞の阿波しらさぎ文学賞などが発表される。

 最終候補に残った応募者の内訳は、県内5点、県外14点。最年少は19歳、最年長は67歳だった。作品に盛り込まれた徳島に関する要素は、大谷焼、眉山、小松島、徳島駅前、徳島中央公園、阿波踊り、ヤマモモ、人形浄瑠璃、大鳴門橋、剣山、大塚国際美術館、スダチ、インディゴソックスなどがあった。

 全体の応募数は、北海道から沖縄まで44都道府県とフランス、スペイン、米国から計470点(県内152点)だった。1、2次選考は徳島文学協会が行った。最終選考は芥川賞作家の吉村萬壱さんと小山田浩子さん、徳島文学協会の佐々木義登会長(四国大教授)らが行う。

 阿波しらさぎ文学賞は、徳島の地域活性化や書き手の発掘を目的として2018年に創設された。