藍住町内の事業所や個人が扱う物産や食品が一堂に会する「スマイリーマルシェ」(町商工会主催)が11月28日、同町奥野の町民センター南側の町総合施設駐車場で初めて開かれる。大型商業施設「ゆめタウン徳島」の出店を受け、地元事業者の魅力を発信するために行っている商業活性化策の一環。
9月中旬から出店者を募り、現在までに食品やアクセサリー、生花、種子類などを売る18店舗が確定した。
会場では、町内に子育て世代が多いことから「子ども・子育て」をテーマにした各種イベントも実施。地面にチョークで落書きできるコーナーや、お下がりの子ども服を提供するブースも設けられる。町内の事業主らが小中学生に日常生活に役立つ知識や技術を伝授する「出張キッズまちゼミ」もある。
町商工会では、商店主らが来店者にプロの技や専門知識を伝授する「藍住まちゼミ」を2013年11月から4回開いている。参加店舗から「収益につながる事業にも取り組みたい」という意見が出たため、マルシェを開くことにした。
今年8月以降、町商工会から依頼を受けた女性経営者ら6人が企画委員としてマルシェの内容を議論してきた。企画委員の井上妙(たえ)さん(32)=奥野、会社役員=は「町内の物品が少しでも多く集まり、来場者の笑顔があふれるイベントにしたい」と話す。
マルシェの開催時間は午前10時~午後2時。町商工会では、使われなくなった子ども服を募っている。問い合わせは町商工会<電088(692)2816>。
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