夜間ヘリ救急搬送訓練に取り組む自衛隊員=三好市池田町の三好病院

 県のドクターヘリと消防防災ヘリが出動できない夜間の災害に備え、県は26日夜、三好市池田町の県立三好病院で陸上自衛隊のヘリを使った救急搬送訓練を行った。

 県や陸自、三好病院などの約30人が参加した。県内で震度7の地震が発生し、午後5時に県東部で重症者1人を救出したが、道路が寸断され救急車での搬送ができないとの想定で実施。県は松茂町の陸自第14飛行隊にヘリ出動を要請した。

 ヘリは1時間後の午後6時に三好病院の屋上ヘリポートに到着。医師と看護師がストレッチャーに乗せて救急処置室に搬送した。

 県が病院のヘリポートで夜間訓練を行うのは初めて。県危機管理部の黒石康夫部長は「訓練を重ね、安全で迅速な救急態勢を整えたい」と話した。

 三好病院は新高層棟の建設に合わせて昨年、24時間使用できるヘリポートを整備した。県内でヘリポートを備えた病院は6カ所。