世界のクラシックカーで四国を一周するイベント「ラリーニッポン2015」(実行委主催)に参加している車両73台が26日、高知県から徳島入りし、珍しい名車が県内を走行してファンを喜ばせた。
中継点となった阿南市七見町の市スポーツ総合センター駐車場には、1974年以前に製造されたジャガーやフェラーリなどが次々と姿を見せた。集まったファンは拍手で出迎え、写真に収めていた。大会を後援する阿南商工会議所青年部のメンバーによるお茶と和菓子の接待もあった。
28年製のブガッティを運転していた加藤伯欧(はくおう)さん(44)=栃木県佐野市、建築デザイナー=は「自然がきれいで走るのがとても気持ちいい」と話した。
一行は24日に京都を出発し、香川、愛媛、高知各県を回った。県内では、徳島市川内町の徳島BMWにも立ち寄った。26日は兵庫県淡路市で宿泊し、27日に京都に戻る。