1945年8月15日の終戦から数日後、松茂町の徳島海軍航空隊では、除隊命令が出たとして兵士が帰郷を始めた。当時の列車は混雑を極めており、中原一雄中尉はポケットマネーでチャーターした大阪行きの船に部下を乗せた。その後、長島良次少尉と自決した。

 敗戦の汚名を着て古里に帰れるものか/何度生まれ変わっても国を守りたい/部下一同は一日も早く再起し国の再建に力を尽くせ

 中原中尉はこのような遺書を残した。原文は文語で書かれ、同期が発行する会報で名文としてたたえられている…

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