高松市の屋島にオープンする交流施設「やしまーる」(ⓒSUO)

高松市の屋島にオープンする交流施設「やしまーる」(ⓒSUO)

 源平合戦の舞台である高松市の屋島で、観光客の来訪を促す交流施設「やしまーる」が完成し、開業式典が4日開かれた。施設は全長約200メートルの回廊型で、屋根には特産庵治石の瓦約3万枚を使用。観光活性化の起爆剤として期待されている。開業は5日。

 施設では屋島の歴史や自然を学ぶことが可能で、10月には源平合戦をテーマにしたパノラマ絵画(高さ5メートル、幅40メートル)を設置する予定。高松市街を一望できる展望スペースもあり、大西秀人市長は式典で「屋島の活性化と観光振興をけん引する存在になることを期待している」と述べた。

 総事業費は約16億4千万円。新型コロナウイルスの影響で工期が延長するなどし、当初見込んでいた約6億円から大幅に膨らんだ。屋島の観光客数は1972年の246万人がピークで、新型コロナの感染拡大前は年間50万人程度だった。