徳島労働局は27日、従業員の子育て支援に熱心に取り組む企業を認定するマーク「くるみん」の最高位「プラチナくるみん」を、徳島市東吉野町の建設コンサルタント会社「松本コンサルタント」に交付した。中四国の企業では初めて。
プラチナくるみんは厚生労働省が4月に導入。くるみんの認定基準(男性の育児休業取得者1人以上、女性の育休取得率75%以上など)に比べ、男性の育休取得率13%以上、出産後1年の女性在職率90%以上などと厳格化されている。
同社は、男性従業員の育休取得率が80%以上で、ノー残業デーの積極的な実施、仕事と家庭の両立を支援する相談窓口設置といった支援策が評価された。
徳島市の労働局で認定通知書の交付式があり、松本祐一社長が飯野弘仁局長から受け取った。松本社長は「今後も働きやすい職場環境づくりを進めたい」と話した。
労働局によると、プラチナくるみんは9月末現在、全国で36社が取得している。