美馬市脇町でゲストハウスを運営し、漫画やイラストデザインなども手がけている柴田美智代さん(41)が、藍の染料を使ったカヌレキャンドルを開発し、販売を始めた。「imijiu」のブランド名で展開しており、電子商取引(EC)サイト「BASE」で購入できる。

 

 自ら藍染に触れる機会が多く、藍の染料を使って若年層が気に入る観光土産を作りたいと思い、ともした火に癒やし効果があり、インテリアにもなるキャンドルに着目した。化学薬品を使わない伝統技法「天然灰汁(あく)発酵建て」の染料を独自の方法でろうに抽出し、形のかわいいカヌレ型で成型している。

 藍色のキャンドルは、材料の種類によって色の出方や質感が異なる。マットな質感の「うるしワックス」や、柔らかく使用後の掃除や片付けが簡単な「大豆ワックス」など4種類を採用しており、いずれも原料は天然素材しか使っていないため安心安全だ。

 

 火をつけるとろうが溶けて藍の色が濃くなり、溶けていく過程の形や色の変化を楽しめる。藍色に合うよう白と透明のキャンドルも販売している。読書灯として使うほか、誕生日やウェンディングのプチギフトとしても喜ばれそう。価格は1個400~700円。

 今後は、形を変えたテーブルキャンドルの受注製作も予定している。柴田さんは「キャンドルの明かりを眺めながら一息ついた時間を過ごしてほしい」と話した。(辻崎愛満)