神山町阿野の鮎喰川で2018年以降、5年続けて水難事故が起きている。被害に遭ったのは全員10代で、いずれも救命胴衣を着けていなかった。今年7月27日には男子高校生(16)が溺れて死亡した。河川を管理する県は、川が公の場所であるのを理由に、事故が多発しても遊泳を禁止していない。利用者の予防しか対策がないのが現状だ。

 現場は行者野橋から約700メートル上流にある北岸の河川敷周辺。近くに公衆トイレや休憩所、駐車場(約20台)があり、夏の遊泳シーズンには連日、川遊びなどを楽しむ家族連れらでにぎわっている。…