徳島県内外の企業が新たに開発した製品や技術を発信する「徳島ビジネスチャレンジメッセ2015」が29日、徳島市のアスティとくしまをメーン会場に開幕した。186社・団体がブースを出展し、LEDや環境、食品加工、家具のほか、県が推進している水素エネルギーや小型無人機マルチコプター(ドローン)など幅広い分野でPRしている。31日まで。
開会式では実行委員会の三木康弘会長=徳島ニュービジネス協議会会長=が「地方がそれぞれの特徴を生かしていくことが大切だ。新しい技術やビジネスを披露し、マッチングを進め、徳島の活性化につなげたい」とあいさつ。三木会長、熊谷幸三副知事ら12人がテープカットした。
16回目となる今回のテーマは「徳島創生」。期間中はブース展示のほかに、各種商談会や水素エネルギー、農工商連携・6次産業化、LEDの新用途開発を取り上げるセミナーが開かれる。燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の展示、試乗会も行われる。
サテライト会場の県立工業技術センター(徳島市雑賀町)でも、マルチコプターの飛行実演やロボット技術に関するセミナーなどが行われる。