徳島のジャズシーンを紹介した冊子「AWAJAZZ」

 徳島県は、県内のジャズシーンに光を当てた冊子「AWAJAZZ」(B5変形判、20ページ)を初めて作った。徳島市の歓楽街で一斉にジャズの生演奏が行われるイベント「徳島ジャズストリート」の紹介などを通し、県内ジャズ愛好家の熱い思いを伝えている。

 1988年から年2回開かれている徳島ジャズストリートを特集。ライブハウスでの演奏風景を捉えた写真や、生みの親である徳島市在住のジャズドラマー太田純一郎さんとピアニスト佃洋子さんの対談を掲載した。

 2人は、神戸のイベントに触発されて徳島でも始めたことや、最初から人気を博したことを振り返り「やっぱり阿波おどりと関係してるよね」(佃さん)、「ノリが一緒。なんだかんだ言うて祭り好きやしね」(太田さん)と、飾らない言葉で語り合う。

 そのほか、同市のジャズバー3店や、県内のビッグバンド「ザ・サニーサイド・ジャズオーケストラ」を、演奏風景の写真とともに紹介している。

 県の委託で制作したコンサルタント会社「リレイション」(同市南佐古八番町)の杉大輔さん(27)=同市春日2=は「ジャズと聞いて敷居が高いイメージを持つ人がいるかもしれないが、徳島は昔から盛ん。この冊子が、気軽に聴いてもらうきっかけになれば」と話している。

 5千部発行。県庁の県民サービスセンターや、冊子で紹介したジャズバーなどで無料配布する。

 また県などは、ザ・サニーサイド・ジャズオーケストラなどが出演するフェスティバル「徳島JAZZ2015」を11月1日午後5時半から徳島市のアスティとくしまで開く。テーブルが用意されたアリーナ席が6千円(当日千円増し)、スタンド席一般2千円、高校生以下千円(同500円増し)。問い合わせは県とくしま文化振興課<電088(621)2249>。