徳島県は7日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~90代の男女1118人の詳細を発表した。1日当たりの新規感染者数が千人を超えるのは初めて。これまでで最も多かったのは7月27日発表の931人だった。

 新たに、高齢者施設3カ所と医療機関、社会福祉施設、職場の計6カ所でそれぞれ利用者や職員ら5~7人の感染が分かり、クラスター(感染者集団)と認定された。1日当たり6件のクラスターの認定は過去最多。これまでのクラスター関連では、高齢者施設や児童等利用施設など計10カ所で30人の陽性が判明した。

 1118人のうち、80代女性が中等症で酸素吸入を受けている。1087人が軽症、30人は無症状。10歳未満~30代の感染者は582人おり、全体の半数以上を占めている。

 127人が入院し、病床使用率は48・3%。重症者用病床は3床埋まり、使用率は12・0%。自宅療養者は5855人で、入院と宿泊療養を含めた全体の療養者数は6190人に上る。

 県庁で臨時会見を開いた飯泉嘉門知事は、人出が増えるお盆を目前に控え「基本的な感染防止策の徹底に加え、高齢者らに会う人は事前検査を絶対に受けてほしい」と呼び掛けた。とくしまアラートについては、重症病床使用率が感染警戒前期の基準を下回っており、当面引き上げない考えを示した。

 県内の感染者数は累計4万858人となった。