野球を通じた地域貢献について紹介する4監督=徳島市の徳島グランヴィリオホテル

 野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplus(IL)の4球団監督が地域貢献をテーマに意見を交わすパネル討論が17日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルであり、約140人が聞き入った。

 とくしま生協の取引業者でつくるとくしま生協友の会が主催。徳島の石井貴、香川の西田真二、高知の駒田徳広、愛媛の河原純一の各球団監督が登壇した。

 石井監督は「地域の人に選手の顔を覚えてもらうのが重要」として、ボランティアなどの社会活動に参加する意義を強調。高知の駒田監督は、ファンの裾野を広げるために高校生の野球リーグをつくり、控え選手の出場機会を増やすべきだと提案した。

 西田監督と河原監督は日本野球機構(NPB)に選手を送り出すことが地域への恩返しになるとして「リーグには優れた選手が大勢いる。ぜひ球場に足を運んで」と観戦を呼び掛けた。