徳島県は9日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~90代の男女598人の詳細を発表した。重症者用の病床使用率が4日ぶりに20・0%に上がった。感染力が強いとされるオミクロン株の派生型「BA・5」の比率は前週からほぼ横ばいの54・2%だった。

 新たに3カ所でクラスター(感染者集団)が発生した。高齢者施設で6~8日に利用者6人の感染が判明。児童等利用施設で4~8日に利用者4人と職員1人、利用者の家族4人の計9人、職場で職員8人がそれぞれ陽性となった。

 BA・5は、7月19~25日に発表した感染者から抽出した24検体をゲノム解析した結果、13検体で確認された。

 直近1週間の感染者数は過去最多の5787人。このうち、60代以上は1176人で前週の750人から1・57倍に増加。全体の増加率の1・27倍を上回っている。

 598人のうち、70代と80代の男性、90代女性の計3人が酸素吸入を受けており中等症。584人が軽症、11人は無症状だった。

 入院患者は前日から3人減って130人で、病床使用率は49・4%。重症者用病床は前日から2床増の5床が埋まった。5991人が自宅療養している。県内の感染者数は累計4万2181人となった。