三谷さん(右)に集めたTシャツを手渡す早﨑さん=徳島市のふれあい健康館

 徳島大の大学開放実践センターが主催するホノルルマラソン講座の受講生が、各地のマラソン大会の参加賞としてもらうことが多いTシャツを物資不足に悩むラオスの村に贈ることになった。Tシャツの活用法を考えていた受講生の一人、早﨑勲さん(73)=徳島市明神町4=が受講生仲間に呼び掛けて約300枚を集め、ボランティア団体を通して現地に届ける。早﨑さんは「喜んでもらいたい」と期待を寄せている。 

 各地の大会に出場している早﨑さんは、使わないままとなっているTシャツの活用方法に頭を悩ませており、他の受講生も似た状況だと知った。
 
 そこで、ボランティア活動を通じた知人で、NPO法人香川国際ボランティアセンター(高松市)代表の三谷雄治さん(62)=同市=に相談。センターが学校建設や絵本寄贈などの支援活動をしているラオスに贈ることになった。
 
 早﨑さんが、練習の連絡などに用いるメーリングリストを使って受講生約400人に呼び掛けると、7月下旬から9月末まで、Tシャツが次々と寄せられた。
 
 Tシャツの贈り先は、ラオスの首都ビエンチャンから北へ約400キロの山中にあるファイマク村。同センターが昨年、学校を建設した村で、交通の便が悪いため商品の流通がほとんどなく、住民からは新しい服のニーズが高いという。
 
 12月下旬に三谷さんら同センターの14人が現地を訪れ、Tシャツを渡す。17日には徳島市のふれあい健康館で早﨑さんが三谷さんにTシャツを託した。
 
 早﨑さんは「多くの人が協力してくれたおかげで実現した。次は運動靴を贈りたい」と意気込んでいる。