自転車競技「BMX(バイシクル・モトクロス)」の元世界王者森崎弘也さん(44)=藍住町奥野=が、ストリートスポーツの国内リーグ「CHIMERA A-SIDE(キメラ・エーサイド)2022」のフラットランド部門で年間ランキング3位になり、10月29、30日に埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開かれるファイナルへの出場権を獲得した。

バトルで高難度の技を披露した森崎弘也さん=大阪府泉南市のイオンモールりんくう泉南(CHIMERA Union提供)

 森崎さんは7月16日に大阪府泉南市で開かれた第3戦(最終戦)で、フラットランド部門・上級者向けオープンクラスに出場。8人による決勝トーナメントでは、1対1で交互に技を出し合う「1on1バトル」で競った。準決勝で今シーズンのリーグ2戦をいずれも優勝した片桐悠選手と対戦し、高難度の技で果敢に攻めるパフォーマンスを披露した。最終的にミスが出て敗れたものの、3位決定戦で勝利した。

 第1戦は3位、第2戦では4位に入っており、上位5人にファイナル出場権が与えられる年間ランキングで3位を確保した。

最終戦で3位に入ってファイナル出場を決めた森崎弘也さん(右)=大阪府泉南市のイオンモールりんくう泉南(CHIMERA Union提供)

 ファイナルは、海外のトップ選手も招待して「1on1バトル」トーナメントで王座を争う。森崎さんは昨シーズンもファイナル出場を決めていたものの、新型コロナウイルスの影響で中止となった。それだけにファイナルに懸ける思いは強く、「今シーズンは初めからファイナル進出を狙って、他の大会は控えて備えてきたので決められてうれしい」と話す。

 「フラットランドの国内レベルは世界一」と強調し、今回敗れた片桐選手を最大のライバルとして見据える。ファイナルに向けては「持っている技の難易度は僕の方が(片桐選手より)上なので、その技を本番でミスなく出せるレベルまで完成度を高めていきたい」と意気込んでいる。

 キメラ・エーサイド2022は一般社団法人CHIMERA Union(キメラ・ユニオン、京都市)が主催。BMXフラットランド、BMXフリースタイル、スケートボードの3部門がある。ファイナルは賞金総額が約4500万円、優勝賞金1000万円というBMX競技では国内最大規模の大会となっている。(植田充輝)