徳島県は10日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~100歳代の男女1454人の詳細を発表した。1日当たりの感染者数は7日発表の1118人を上回り、過去最多を更新した。12日に開幕する徳島市の阿波踊りについて、主催する「阿波おどり未来へつなぐ実行委員会」事務局は「予定通り最大規模で開催する考えに変わりはない」としている。

 10日発表分では、新たなクラスター(感染者集団)がつるぎ町立半田病院や徳島赤十字病院(小松島市)など10件に上り、1日の認定件数としては過去最多となった。

 新たなクラスターは医療機関と児童等利用施設が各3件、高齢者施設と社会福祉施設が各2件。このうち、半田病院では職員6人が陽性となり、8日から外来や救急などの受け入れを止めている。感染の広がりがみられないと判断し、11日から通常の診療体制に戻す。

 徳島赤十字病院では患者や家族の4人と職員3人の計7人が感染。感染者が一部の病棟に限られているため、外来は通常通り診療を続けており、入院も大きく制限してない。救急の受け入れは緊急性の高い患者に限っている。

 1454人のうち、軽症が1433人、無症状が21人。入院患者は前日から1人減の129人で、病床使用率は49・0%。重症者病床の使用率は20・0%となっている。6790人が自宅療養している。県内の感染者数は累計4万3635人となった。