蜂須賀家政の墓前で奉納踊りを披露する本家大名連の連員=徳島市下助任町の興源寺

奉納踊りを披露する本家大名連の踊り手=徳島市下助任町の興源寺

 徳島藩主の菩提(ぼだい)寺・興源寺(徳島市下助任町2)で12日、阿波踊り期間中の安全などを祈願する奉納踊りがあり、阿波おどり保存協会の3連約50人と阿波おどり伝承会の本家大名連の40人が乱舞した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開催は3年ぶり。

 西村宗徹副住職(45)が読経する中、保存協会の各連長らが焼香。阿波藍連とかずら連、天祐連の踊り子が歴代藩主の墓前で力強い踊りを繰り広げ、観客と共に輪踊りを楽しむ一幕もあった。その後、伝承会の本家大名連が藩祖・蜂須賀家政の墓前で、家政に扮(ふん)した清水理連長(74)らが場を盛り上げた。

 兵庫県から帰省中の会社員福本望美さん(39)は「久しぶりに踊りを見るのを楽しみにしていた。気分が高揚する」と喜んだ。阿波藍連の森田茂連長(65)は「保存協会にとって大きな行事を無事に行えてうれしく思う」と話した。

【動画】https://youtu.be/_sDZ5qbj6l8