もち性大麦「キラリモチ」を使った特産品第1弾として販売を始めるラーメンとうどん=海陽町浅川の鯖瀬集落センター

 食物繊維β(ベータ)グルカンを豊富に含む大麦「キラリモチ」による地域おこしを目指す海陽町浅川の住民団体・鯖瀬地区日本一プロジェクトは、地元産キラリモチを使った特産品の第1弾としてラーメンとうどんを作った。1日、浅川のまぜのおかオートキャンプ場である「第9回町商工産業祭」で販売する。

 キラリモチは、もち性大麦の新品種。食後の血糖値上昇を抑えるβグルカンを多く含んでおり、健康食品として注目されている。同プロジェクトは製粉して麺に練り込んだ。

 「STOP糖尿病!新徳島ラーメン&うどん」と名付け、産業祭では、ラーメンを1杯400円で提供。持ち帰り用として、生麺に液体スープを付けた「ラーメン2食パック」、生麺2、3人前入りの「うどんセット」(ともに500円)などを売り出す。

 同プロジェクトは2013年、耕作放棄地でキラリモチの試験栽培を始めた。現在は60アールで手掛けている。販売開始に向けて、今年5月から加工品の開発を検討。炭水化物を多く取ることを気にしている人にも安心して食べてもらおうと、ラーメンとうどんを作ることにし、製造は県外の業者に委託した。

 今後、販路開拓を進める。福岡学代表(48)=木工業=は「健康志向の人でも安心して食べられる麺をぜひ味わってほしい」と話している。