米ニューヨーク地下鉄向けの新型車両「R211」=2021年7月、米ニューヨーク市(マーク・ハーマン氏撮影、MTA提供=共同)

 【ワシントン共同】川崎重工業の米工場で従業員の離職が相次ぎ、既に受注した米ニューヨーク地下鉄の新型車両の納入完了が従来計画より約1年5カ月遅れ、2025年1月の見通しとなったことが12日、分かった。ニューヨーク地下鉄を抱える都市圏交通公社が明らかにした。

 米国では新型コロナ禍からの経済活動再開で人材争奪戦が激化し、勤務条件や待遇の改善を求めて離職する労働者が相次いでおり、日系メーカーも従業員の定着に苦慮している。

 川重に発注したニューヨーク州のロングアイランド鉄道の通勤電車向け新型車両も、納入完了が来年9月となり、従来計画より約1年5カ月遅れる見込みだ。