英検1級の合格証明書を手にする潮さん=徳島市の徳島北高

英検1級の合格証明書を手にする潮さん=徳島市の徳島北高

 徳島北高校(徳島市)国際英語科2年の潮聡太(うしお・そうだい)さん(17)が、日本英語検定協会の実用英語技能検定(英検)1級に合格した。幼少期の海外生活で身に付けた英語力を伸ばし、大学上級程度の力が求められる難関を突破した。

 父の転勤に伴い、小学1年から3年ほど、カナダの首都オタワで過ごした。現地では日本語を話せる人がいない公立校に通学。「周りが何を言っているのか分からず、最初は疲れ切っていた。半年で英語を話せるようになり楽しくなった」と振り返る。

 帰国後も姉と英語で話し、吹き替えなしの外国映画やドラマを見て語学力の維持に努めた。英検は小学3年で2級、藍住東中3年の時に準1級に一発で合格。1級は昨年10月に涙をのんだものの、今年6月の1次、2次試験で基準をクリアし、7月12日に合格が発表された。

 受検に向けての学習は、就寝前に単語帳を30分見た程度。それよりも、学校でのリスニングやディベート、時事英語の授業が役立ったという。「高校で英語力が伸びたと実感している」と言う。

 大学は外国語学部に進み、外資系企業や商社で英語力を生かせる仕事に就くのを目標にしている。