普段は見られない所蔵作品が公開された虫干会=美馬市美馬町の安楽寺

普段は見られない所蔵作品が公開された虫干会=美馬市美馬町の安楽寺

 徳島県美馬市美馬町の安楽寺で、びょうぶなどを風にさらして虫害や湿気を防ぐ「虫干会(むしぼしえ)」があり、普段は目にすることのない所蔵作品が公開された。

 掛け軸や絵画など約40点が本堂に並べられた。ライオンの親子が描かれた金びょうぶや、江戸時代に寺に滞在した絵師が残したと伝わる「十六羅漢図」、四谷怪談で有名なお岩さんを表したとされる「幽霊図」といった作品に、訪れた門徒らが見入っていた。

 近くの西前英和さん(80)は「絵画などを見るのが楽しみで毎年訪れている。今年もライオンなどの迫力ある作品が見られてうれしい」と喜んだ。

 虫干会は26日にあった。江戸時代末期からほぼ毎年行われている。