拓魂碑前で満蒙開拓青少年義勇軍の歌を歌い、仲間を弔う県拓友会の会員ら=徳島市の眉山中腹

 戦前・戦中に満蒙開拓青少年義勇軍として旧満州(中国東北部)に渡って亡くなった県人約480人の慰霊祭が15日、徳島市の眉山中腹にある拓魂碑前で営まれた。

 義勇軍経験者でつくる県拓友会の会員ら6人が出席した。秦照雄会長(93)=北島町鯛浜=が祭文を読んだ後、義勇軍の歌を歌い、現地での過酷な生活や病気などで命を落とした仲間を弔った。第7次義勇軍の中山英良さん(93)=阿南市那賀川町大京原=は「終戦直後の満州は暴動や略奪で悲惨な状況だった。戦争を知らない若い世代が安心して暮らせるよう、日本は平和外交に努めてほしい」と話した。