15日、アフガニスタン・カブールの交差点で、タリバン旗を買う若者ら(共同)

 【カブール共同】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し約20年ぶりに政権を掌握してから15日で1年となった。タリバン暫定政権は「米国とその同盟国に対するジハード(聖戦)の勝利」記念日として同日を祝日に指定した。暫定政権は式典を開き、閣僚らが出席した。アフンド首相は声明を出し「占領から国を解放した偉大な勝利」をたたえるよう国民に訴えた。

 国際社会はタリバンによる女性に対する人権侵害や、アフガンが再び「テロの温床」となることへの懸念を強めている。制裁が続き食料難が深刻となっているが、政権承認への見通しは立っていないのが現状だ。