徳島をテーマにした全国公募の掌編小説コンクール「第5回徳島新聞 阿波しらさぎ文学賞」(徳島文学協会、徳島新聞社主催)で、大賞の阿波しらさぎ文学賞は、小川真我(しんが)さん(25)=東京都新宿区、派遣社員=の「火取虫(ひとりむし)」に決まった。これまでで最年少の大賞受賞。県内在住者と徳島出身者に贈られる徳島新聞賞は2人の同時受賞となり、25歳以下が対象の徳島文学協会賞は該当作がなかった。
44都道府県とフランス、スペイン、米国から計470点(県内152点)の応募があり、最終選考に残った19点から入賞3点が決まった。
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