徳島県は16日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~90代の男女920人の詳細を発表した。15日に80代以上の患者2人が亡くなり、県内の死者は103人となった。感染力が強いとされるオミクロン株の派生型「BA・5」の比率は過去最高の79・2%で、前週比25・0ポイント増と急上昇した。

 新たに3件のクラスター(感染者集団)が発生。社会福祉施設で14、15日に利用者11人、児童等利用施設で13~15日に利用者4人と職員5人、職場で同期間に職員5人の感染がそれぞれ判明した。

 これまでに認定されたクラスターでは、県鳴門病院(鳴門市)など医療機関4カ所、高齢者施設3カ所、児童等利用施設2カ所、社会福祉施設2カ所、職場1カ所の計12カ所で利用者や職員ら計25人の感染が新たに分かった。7月31日から救急受け入れなどを制限していた徳島市民病院は8月16日に通常の体制に戻した。

 BA・5は、7月26日~8月1日に発表した感染者から抽出した24検体をゲノム解析した結果、19検体で確認された。

 920人のうち、軽症は913人、無症状は7人。入院者数は前日から4人減の131人となり、病床使用率は49・8%。重症者用は4床が埋まり、16・0%となっている。8046人が自宅療養している。