川面を照らし、ゆっくりと流れる無数の灯籠=徳島市の新町川

川面を照らし、ゆっくりと流れる無数の灯籠=徳島市の新町川

 お盆に迎えた先祖や新仏の霊を送る灯籠流し(徳島市仏教会主催)が16日、市内2カ所で催された。藍場浜公園近くの新町川沿いでは、新型コロナウイルス禍で3年ぶりの参加となった檀家(だんか)ら約千人が、水面(みなも)を照らす灯籠の光に手を合わせて故人をしのんだ。

 午後6時半から市仏教会の僧侶5人が読経。檀家らが故人の戒名などを書き入れた灯籠約4千個に火をともし、新町川に浮かべると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

 昨年、一昨年はコロナの影響により、関係者のみで執り行われていた。2年前に亡くなった親族の供養に来た鳴門西小6年の高開(たかがい)裕希君(11)は「天国に戻って楽しく生活ができるように、という思いを込めて送り出した」と話した。

 同市川内町の親水公園でも、約300個の灯籠が園内の水路に流された。

【動画URL】https://youtu.be/PyVdEhYAQww