特別交付税の徳島県内町村への配分に、飯泉嘉門知事の政治的な意図はなかったのか。前年度から減額されたつるぎ、石井、板野の3町長が言うような「嫌がらせ」ではなかったのか。真相を探るための情報公開請求は空振りに終わった。関係する資料は出てきたものの、肝心の中身はほとんどが「黒塗り」で隠されていた。徳島県庁内でどんな協議がなされたかの記録も残っていなかった。

 全国一律の基準で算定される普通交付税と違い、特別交付税の算定には決められた基準がない部分がある。さまざまな事象に対応できるよう柔軟な運用にしている半面、配分額を決める側が一定の影響力を持つことになる。市に対しては国が、町村に対しては県が決定権を握っている。

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