壁に描かれたタヌキや妖怪などのイラスト=三好市山城町大川持

 三好市山城町の住民団体などが、市役所山城支所の移転先として増改築工事が進む旧JA阿波みよし山城支店の壁面に、地元に伝わる妖怪タヌキ伝説にちなんだタヌキや妖怪のイラストを描いた。

 JR土讃線に面した建物東側の窓枠を列車の車両に見立てた「汽車狸(だぬき)」や、その上に乗る一つ目入道、鬼姥(おにうば)、エンコを水性ペンキで描いた。伝説を生かして地域活性化に取り組んでいる「やましろ狸(たぬき)な会」など5団体や市職員ら約30人が7月21日に作業した。

 同会は近くの阿波川口駅周辺をタヌキの名所にする計画を進めており、これまでに駅舎や商工会館の外壁などを装飾した。山城支所も工事に合わせて住民に協力を提案した。

 古谷正志会長(65)は「支所とも一緒に活動したいと願っていたので良かった。新型コロナ禍でも、できる活動を続けたい」と話した。

 支所の工事は2022年度中の完了、23年5月ごろの利用開始を目指している。