スーパーで廃棄食材を受け取る「更生保護施設等支援協議会」専務理事の藤本晴男さん(左)=7月、岡山市北区

 刑務所からの出所者が一時的に身を寄せる更生保護施設に、賞味期限が近づくなどしたスーパーの「廃棄食品」を届ける取り組みが広がっている。食品ロスの解消とともに、出所者が生活苦で再犯に手を染めるリスクを減らす“一石二鳥”を目指す試みだ。更生保護施設は各地に103カ所あり、全国的な広がりに向けて提供元を増やすことが課題となる。

 更生保護施設と店舗側をつなげるのは「更生保護施設等支援協議会」(更保協、岡山市)。更保協が提携するスーパーなどから廃棄食品を引き取り、更生保護施設に届ける仕組み。施設の食事の支えになり、スイーツを持っていくと歓声が上がることもあるという。