徳島県は18日、新型コロナウイルスに感染した10歳未満~90代の男女2213人の詳細を発表した。1日当たりの感染者数は10日発表の1454人の1・5倍を超え、過去最多を更新した。自宅療養者と入院者、宿泊療養者を合わせた療養者数が初めて1万人に達した。オミクロン株の派生型による感染急拡大を受けた「BA・5対策強化宣言」については19日の発令に向け、国と調整を続けている。

 新たなクラスター(感染者集団)はJ2徳島ヴォルティスなど4例を認定。徳島ヴォルティスは16、17日にトップチームの関係者6人、医療機関では同期間に患者6人、高齢者施設では11~17日に入所者4人と職員6人、社会福祉施設では8~17日に利用者3人と職員3人の感染がそれぞれ分かった。

 これまでに発生したクラスター関連では、県鳴門病院(鳴門市)など医療機関3カ所、児童等利用施設5カ所、高齢者施設2カ所、社会福祉施設と職場各1カ所の計12カ所で職員や利用者ら計33人の感染が判明した。

 80代女性が酸素吸入を受けており中等症。2202人が軽症、10人が無症状。入院患者は前日から8人増の137人で病床使用率は52・1%となった。重症者用は4床が埋まり16・0%。9686人が自宅療養している。県内の感染者は累計5万3390人となった。

 県は感染防止対策として、クラスターの発生が相次いでいる医療機関や高齢者施設、児童等利用施設などで職員の速やかな検査につなげるため、抗原検査キットを配布し、23日まで申し込みを受け付ける。徳島市のアミコ東館で県主導で行っているワクチンの大規模集団接種を9月も続ける。