サハリン2で液化天然ガスを積み込むLNGタンカー=2021年10月、ロシア・サハリン州(AP=共同)

 ロシア極東の石油・天然ガス事業「サハリン2」を巡り、日本の電力・ガス会社の一部が、ロシア側が設立した新たな運営会社と契約する方向で検討していることが19日、分かった。新会社は価格や調達量について従来と同様の取引条件を提示しており、液化天然ガス(LNG)を継続的に確保したい考えだ。

 サハリン2は、日本のLNG輸入量のうち9%近くを占める重要な調達の拠点。プーチン大統領がサハリン2の運営を新たに設立するロシアの会社に移管するよう命じ、今月5日に新会社が設立された。

 東京電力と中部電力が出資するJERA(ジェラ)のほか、東京ガスや広島ガスなどが調達している。