大手回転ずしチェーンのくら寿司が、人工知能(AI)を活用したスマート給餌器で養殖した魚をすしネタに使う取り組みを進めている。養殖業で餌代は支出の約7割を占め、人力での餌やりは大きな負担だ。生産現場は「効率化で餌代が節約でき、人手不足の解消にもつながる」と歓迎する。

 スマート給餌器は水産養殖ベンチャーのウミトロン(東京)が開発した。白い箱型の機械で、餌を入れるタンクとAI搭載のコンピューターや撮影用カメラを装備。魚の食いつき具合などをAIが学習し、餌の量を調整して食べ残しを減らす。