三好市池田町シマの市医師会准看護学院で10日、戴帽式があり、病院での実習を控えた18~39歳の1年生20人(女性12人、男性8人)が看護職への第一歩を踏み出した。
生徒は、県立三好病院の美馬敦美看護局長にナースキャップをかぶせてもらい、火のともったろうそくを手に整列。在校生や保護者ら約50人を前に、ナイチンゲール誓詞を斉唱し、看護精神の順守を誓った。
戴帽生を代表して岡陽子さん(34)=阿波市阿波町=が「患者が発するサインを正確にキャッチできる感性や技術を身に付け、心の明かりとなれる看護師を目指したい」と決意を述べた。
生徒は来年1~10月の計105日間、三好病院などで実習に臨み、資格試験を経て来年度末に卒業する。