徳島県中学校長会は11日、2016年度の県内公立全日制高校への進学希望調査(4日時点)の結果を発表した。各高校の募集定員決定後、初めての調査。総定員6130人を555人超過する6685人が希望し、平均競争倍率は前年度を0・01ポイント上回る1・09倍となった。
県内の中学3年生は前年同期より42人増の6974人。このうち公立全日制の希望者は6672人で、希望率は前年同期を0・33ポイント上回った。過年度生4人と県外からの希望者9人を含めると6685人になる。
県内の中学3年生の学科別希望状況は、普通科が4720人で70・74%。総合学科が288人で4・32%、専門学科が1664人で24・94%となった。
競争倍率が高いのは▽徳島北・普通(学区外)2・50倍▽城南・普通(学区外)2・41倍▽城東・普通(学区外)2・24倍▽城北・普通(学区外)2・09倍▽徳島科技・機械技術類1・93倍-など。
公立全日制以外の進学希望者は297人。内訳は定時制42人、私立143人、特別支援学校や県外の高専など「その他の高校等」が112人。これらを含めた全体の進学希望率は99・93%で前年度と同じだった。