在籍型出向について説明する土橋会長(中央奥)=徳島市のハローワーク徳島

在籍型出向について説明する土橋会長(中央奥)=徳島市のハローワーク徳島

 新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した企業から人手不足の他の企業に従業員を出向させる「在籍型出向」の支援セミナー(徳島労働局主催)が31日、徳島市のハローワーク徳島で開かれた。徳島県内では初開催。

 企業の労務担当者ら8人が参加した。徳島県社会保険労務士会の土橋秀美会長が、導入のメリットとして▽出向者の労働意欲の維持や向上、能力開発につながる▽受け入れ企業は新規採用よりも人材育成のコストを抑制できる―などを例示。出向に必要な就業規則の整備や、出向契約の締結などの段取りを説明した。

 公益財団法人産業雇用安定センター徳島事務所によるマッチング支援や、制度利用の際に受けられる助成金の案内などもあった。

 参加した商事会社の男性は「制度としてはいいと思う。普及するかは企業が具体的に活用できるかによるだろう」と話した。