お歳暮ギフトセンターで品定めをする買い物客=午前、そごう徳島店

お歳暮ギフトセンターで品定めをする買い物客=午前、そごう徳島店

 徳島市のそごう徳島店が12日、6階大催事場にお歳暮ギフトセンターを開き、県内の歳暮商戦が本格的に始まった。12月24日まで、徳島を含む全国の特産品や菓子、日用品など約千点を展示する。

 開店前の午前9時半、2階入り口広場に売り場担当者ら約200人が集まり決起集会。田中貫販売部長が「最高の商品と笑顔でおもてなししましょう」と激励し、山本和正ギフトセンター長の掛け声でガンバローを三唱した。

 午前10時の開店と同時に客が詰め掛け、30分後には受付カウンターは約40人待ちとなった。毎年そごうで購入している阿南市羽ノ浦町中庄の主婦、木下美津子さん(69)は「親戚や友人に贈る。それぞれに合ったものを選ぶのも楽しみ」と話した。

 そごうでは今年、日本の「だし文化」に着目し、7年間熟成された高級昆布などを用意。なると金時やワカメなど、県産品を集めた「徳島ふるさと便り」コーナーも設けている。ピークは11月下旬から12月上旬になる見通し。